肩こり【日暮里/田端/千駄木/谷中】
肩こりのツラさでお悩みの方へ
頭痛や吐き気、目の奥も痛くなる
首や肩を動かすと痛い
マッサージではその場しのぎ
骨には異常がないといわれた
何が最も効果的なのかわからない
肩こりでご利用の方の声
「ずいぶん体が楽になりました」
M.Tさん 26才 会社員
仕事上、一日中PCと向き合っているので慢性的な肩こりに悩んでいましたが、定期的に体のメンテナンスをしてもらっているので、ずいぶん体が楽になりました。マッサージだけでなく、普段の生活や姿勢の指導もしていただいているので根本的な肩こりの解決につながりそうです。
整体担当より
M.Tさんは社会人になってからの肩こりでした。西日暮里整体院の施術に加え、姿勢矯正も前向きですのですっかり自分のものにできたようですね。これからもよろしくお願いします。
肩こりの一般的な対応
肩こりは首から肩、背中にかけての筋肉の緊張による血行不良により、重さやだるさ、痛みなどを感じる不快な症状です。
日本では男性の5割以上、女性では7割以上の人が肩こりの経験があり、特に30代〜50代に至っては女性の8割以上が悩まされる現代病です。
病院では殆どの場合、レントゲンやMRIでの異常がない場合は痛み止め(鎮痛剤)や筋肉を和らげる薬(筋弛緩剤)、更には湿布を処方されます。
また整骨院や接骨院では電気や磁気、赤外線等の電磁波治療や湿布の処方、リラクゼーション、クイックマッサージでは筋肉をほぐすことによりそれぞれ症状の軽減を目指しますが、いづれも一時的な解消にとどまることが多くみうけられます。
自身でのケアとしてはお風呂で温めたり、ストレッチ、市販の湿布や塗り薬等の対処が一般的ですが、重度の肩こりではなかなか解消するのは難しくなってしまいます。
肩こりになりやすい人の生活習慣
来院される方の「肩こり」になりやすい人の特徴です。思い当たることはありませんか?
◎座る時間が長い人
パソコンなどの事務仕事や自宅でのテレビやゲーム等、ほとんどの方が座る時間が長いことにより肩こりを感じるようになります。
◎スマホ、携帯をよく使う人
下を向く時間が長くしかも集中して小さい画面をみています。首や肩の筋肉を緊張させます。
◎緊張しやすく力が入りやすい人
「気が付かないうちに力が入っていた」そんな経験が多い方は精神的に緊張しやすく肩こりになりやすいです。
肩こりになりやすい人の姿勢
来院される方の「肩こり」になりやすい人の姿勢です。ご家族や知人に言われたことはありませんか?
◎頭が前にでている
横から見たと後頭部が背中よりも前にでています。ストレートネックともいわれます。
◎顎が上を向いている
顎が上向いてこれに平行して目線も上になりがちです。写真撮影で「顎を引いて」といわれたことありませんか。
◎肩が前に出て背中が丸まっている
ヨコから見たときに肩が前に出て背中がまるまっています。巻き方、猫背ともいわれます。
肩こりの根本的な原因
肩こりは、気になり始めた頃は、軽いストレッチや温めたり休息をとることによりおさまってしまうので、ほとんどの人は原因を深くかんがえず、見過ごしてしまいます。
しかし、肩こりに悪い生活習慣や姿勢を続けていると気づかないうちに肩首背中の筋肉や関節などの組織が疲弊し、思った以上に不調が増大してしまい、最終的には我慢できないツライ肩こりになってしまうのです。
肩こりを引き起こす本当の原因を探ると、実際には軽い肩こりを感じる以前からすでに始まっていた「骨格の歪み」とそれに伴う「筋肉の硬直」行きつくのです。
その流れを大まかに解説すると...
私たちの日常生活は、パソコンやスマートホン、家事、子育て等々、骨格がバランスを崩しやすく肩こりを誘発する要素にあふれています。このような環境に長くいると
人は“無意識に”
・頭や首が前にでやすく
・背中が丸まりやすく
・腰が丸まりやすく
・肩が前に出やすく
・足を組みやすく
なってしまいます。
このように歪んだ骨格の状態が続くと、上半身は正しく頭と腕の重さを支えられなくなってしまいます。
正しく支えるということは出来るだけ背骨や骨盤等の骨で支え、“本来必要としない負荷を肩周辺の筋肉や関節にかけない”ことです。
例えば頭が首の骨に正しく乗っていないと、首や背中、肩などの筋肉や関節に負担がかかってしまいます。
この様にバランスをくずした骨格では、筋肉や関節が縮んだまま、または伸びきったまま固り、いづれも必要以上に力の入った緊張状態におちいります。
歪んだ骨格で固まってしまったからだには、3つの現象が発生します。
@ まず肩周りの筋肉の“血流が低下”し、しこりのような硬結部ができます。
A そして肩や首関節に動きの制限が加わることにより、首や肩、腰、足などを・上げる・回す・捻る等の“からだの動きが悪く”なります。
B また歪んだ骨格は、背骨に沿っている自律神経の働きの低下や背骨のクッションである椎間板に負荷をかけ“神経を圧迫”します。
この3つの現象が長く続くと、肩周辺にコリや痛み、だるさなどの症状や、ストレートネックや猫背などの目に見える歪みがあらわれ、“すぐに肩こりを感じやすい体質”に変わってしまいます。
更にこのよう不調が常態化すると頻度や状態が悪化するだけでなく、頭痛や手のしびれなど、別の新たな不調を誘発する悪循環におちいってしまいます。
肩こりを引き起こす、首と背骨を中心とした骨格・肩甲骨周辺の固くなった筋肉・動きの悪い肩と首の関節この3点を全てケアしないと肩こり体質の根本の改善になりません。
肩こり体質を改善します
◎ 筋肉・血行から
頭の付け根から首・肩・背中それぞれの固有の筋肉や全体につながっている筋肉に独自の手技でしこりの改善、血行を上げていきます。
◎ 骨格から
首の骨(頚椎といいます)背骨(胸椎)、肩甲骨を中心に骨格調整を行い、前後左右の歪みや神経伝達を上げていきます。
肩こり施術例
肩関節の動きを調整しています。
肩周りの筋肉を調整しています。
首関節を調整しています。(ご希望の方のみ)
◎肩こり整体アドバイス
気づかないうちに首から背中にかけての筋肉が緊張している状態が一定の期間続いていること、これがストレートネックなどの骨格の歪み引き起こし、頭の重さを支えていない場合がほとんどです。この悪循環を断ち切りましょう。
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肩こり体質が変わる理由
この肩こりに関連する3つの機能、すべてにアプローチすることにより、肩こり特有の不調の根本原因を体質から改善することができるからです。
肩こり改善のアプローチとして、背骨や肩甲骨の位置を正すだけでは既に緊張した筋肉に引っ張られてしまい矯正効果が薄れます。また血行を上げるだけでは歪んだ骨格により筋肉再度固まりやすい状態です。肩関節の動きのわるさは肩周辺の筋肉や骨格に負担をかけやすいのです。
肩こりに独自の施術
数ある整体テクニックの中で解剖学を基礎に医学的に証明されその中でも15年以上6万人を超える臨床経験のなかで肩こりに高い改善効果が得られた3つのテクニックを複合的に用いながら症状や歪みの改善を導きます。
痛みやしびれ等の引き金となるトリガーポイントという筋肉の硬結部に刺激を入れていくテクニックを使います。
近年、筋肉の特徴として硬くなったシコリが「引き金」となり近辺や離れた場所ににだるさ、痛み、痺れなどさまざまな症状を飛ばすことがわかってきました。たとえば「肩こり」の場合、肩の筋肉だけでなく症状の「引き金」と推測される首の筋肉にも並行して施術することにより改善効果が高まるのです。
トリガーは「引き金」、ポイントは「箇所」と訳します。この「引き金の箇所」を触診でとらえ、この箇所に独自のアプローチ方法を駆使することにより、より高い改善効果のある施術を行っています。
骨と骨のつなぎ目を関節といいます。人間の関節は200以上にも及びそのつなぎ目は「関節包」という袋でつつまれこの中には「滑液」という水分がはいっています。例えば私たちが膝や肘をスムーズに動かせるのはこのためです。
欧米では大学の学位として認められているカイロプラクティックというテクニックを用いて、この関節に対しダイレクトに刺激を与えることにより肩や首関節そのものの動きや周りの筋肉の緊張を解き癖のついた骨格を矯正し肩の動きをスムーズにしていく高い改善効果をもたらします。
また痛いものではなくむしろ心地いいものですが、刺激を与えるときにポキポキ音が鳴る場合があります。苦手な方や慣れない方はは別の方法で調整します。事前にこちらから調整法の希望を伺いますのでご安心ください。
一般的なストレッチのようなだだ筋肉や関節を伸ばすのではなく、筋肉に刺激をいれたり意図的に脱力させながら複合的に関節や筋肉を伸ばしていきます。
施術技術の一つとして人間の本来持っている反射反応を利用したPNFというテクニックを用います。(正しく訳すと「固有受容性神経筋促通法」といいます) 例えば人間は肩の力を抜くとき普通の状態から力を入れないように意識して抜くよりも一度強い力を入れて肩の筋肉を緊張させその後一気に力を抜いたほうがより脱力することができます。
このような高度なストレッチ技術を用いて、自分自身では動かしきれない関節の可動域を広げていき、肩関節や股関節、手首や足首の関節を正しくスムーズに動けるように調整していきます。
検索サイトからも支持をいただいています
ヤフー・グーグルなどの検索エンジンで「肩こり 西日暮里」「肩の痛み 西日暮里」「肩こり 日暮里」「肩こり 田端」「肩こり 千駄木」など、多くのキーワードで上位表示 いただいています
施術以外の特長
ワコー西日暮里整体院では、単に施術だけを提供する整体院や整骨院、マッサージ店等とは異なり、現在のからだの状態を丁寧に説明すること、そして生活習慣の改善点など「調子よく」「長続きする」ための指導をきめ細かくしっかりと伝えていくことを大切にしています。
体のしくみ・原因・予防法を丁寧にレクチャー
肩こりの症状だけでなく普段の生活習慣やカラダの状態も時間をかけてしっかり伺います。カウンセリング後どのような施術をしていくかを事前に説明し十分納得いただいたうえで検査、施術をはじめます。
施術後は肩こりに関係するカラダの状態やその理由、改善策、今後の計画をわかりやすく説明します。
ちょっとした事でも分からない点や知りたい点がありましたらなんでもお聞きください。
姿勢・ウォーキング・体操指導
肩こりの身体的原因は骨格や筋肉、関節の機能が低下してしまったことにありますが、更に悪化させてしまう原因のほとんどは日々の生活習慣にあります。
特にパソコン、スマホ、座り時間の長さは肩こりに悪影響を及ぼしますが、ちょっとしたカラダの使い方で負担を減らせることができます。
ワコー西日暮里整体院では、一人ひとりの生活習慣に合わせ、肩こりよる負担をできるだけ減らすような姿勢や体操を等を指導していきます。またその指導方法も皆さんが楽しく学べるように工夫してお伝えしています。
熟練の施術者が担当
スタッフは基礎解剖学や整形外科での診断も十分に理解できる専門知識を持っています。
肩こりには実際には助長させてしまうような体操やストレッチがあります。施術だけでなく肩こり体質を抜け出すためのアドバイス含め、ワコー西日暮里整体院では、のべ6万人以上の実績でつちかった経験と確かな知識で無駄のない効果的な施術に努めています。
来院から会計まで
1. ご来院
当院は西日暮里駅前に位置していますがもし道に迷われることがありましたらすぐにご連絡ください。お電話でご案内します。また初回は当院からのご説明やカルテ記入などがございます。お時間に余裕を持ってお越しください。
2. 院内システムの説明
料金システムやお悩みに適応するコース説明、施術ブース内での流れを丁寧にご説明します。コースの種類で迷われている方や院内システムの説明で気になることがありましたら遠慮なくお聞きください。
3. カルテ記入
お悩みの症状や歪みその他からだで気になること何でも結構です、ご自由にお書きください。また当院ではカルテの最後にインフォームドコンセントとしてご同意書欄を設けご署名をいただいております。十分にご納得いただいた上で施術に入ります。
4. カウンセリング
カルテをもとにお悩みの箇所・時期・経過など、より具体的なお話を伺います。安全な施術と原因を推察する為、生活習慣・既往歴など伺う場合がございます。また並行して病院での検査をおすすめする場合もあります。
5. 検査・施術
お悩みに応じた姿勢や動きをチェックした上で施術にはいります。お一人おひとりの症状や歪みの程度により施術方法は変わります。(音のなる関節調整はご本人のご要望や症状によっては行いません)
6. 姿勢体操指導・まとめ
施術終了後、必要に応じてマンツーマンの姿勢体操指導を行います。最後にまとめとして検査・施術をふまえた現在のおからだの状態や今後の施術方針についてご説明します。
7. 水分補給・ご希望プランの記入
施術後は血行や神経の流れが改善され代謝が上がっています。からだの水分を補うため暖かいお茶をご用意しています。また担当の施術方針を参考に今後の施術プランをご自由にお決めください。
8. お会計
「施術後の留意点」「次回以降のご利用案内」等の説明後お会計を済ませて終了です。次回のご予約希望される方はスケジュールを調整いたします。特にお申し出がない場合は当日施術者が次回以降あなた専任として担当します。
「肩こり/首こり/背中こり」症例報告
● Y、Sさん 35才 女性 会社員
仕事を始めた頃から慢性的な肩こりに悩まされている。なかば諦めかけている肩こりだが、たまに通っているマッサージは効果が長続きしない為、辛い期間が延びているとのこと。根本的な改善希望でご来院。
始めの頃は肩と首の付け根にこりを感じていたが最近は背中にもよくダルさを感じることがあり、時に頭痛もする。
● 施術者担当 初回所見
首筋と肩甲骨の内側の筋肉にシコリがみうけられる。また背中からの首にかけて、背骨のクッション性が少ない。上半身全体のハリが強く感じられるので、初回はこのハリを改善することを目的に筋肉と関節の調整をつけていく。
椅子に座る時間が長いようなので実際に座った時の注意点も指導していく。
◎ 2回目 患者さんより
当日の夜に軽いダルさが肩まわり全体にあったが翌日は問題なくかえってスッキリしたとのこと。通っていたマッサージよりは良いような感じがする。
今日は仕事が忙しかったせいもあるのか、頭痛まではいかないものの肩のこりはまだつらい。
◎ 施術者コメント
全体のはりがまだ残っている。前回の施術に加え、初回で動かさなかった別の動きを更につけていく。
◎ 3回目 患者さんより
今回、施術以後のダルさはなかったとのこと。前回施術当日から急にかるくなった、いままでになかった変化を感じている。
◎ 施術者コメント
全体のはりは緩んできた。ハリを引き起こしている原因と推測される肩と首の付け根や肩甲骨の内側にあるシコリを中心に筋肉と関節の調整の割合をシフトさせていく。
◎ 4回目 患者さんより
肩こりが気にならない日が続いている。だるくなる時もあるが、以前ほどではない。
◎ 施術者コメント
短い時間の施術で全体が緩みやすくなってきた、前回同様の施術を繰り返す。
肩を回す動きや初回の検査では動きの少なかった首を左右に向ける角度増えた。関節の柔らかさは出ているので、シコリを更に小さくする為の間隔を空けた施術プランを提案する。
※ 施術者総括
Y.Sさんの場合は、肩こりの期間が長期に渡ったために、シコリや関節の動きの悪さを引き起こし、最終的に肩まわり全体のハリが見受けられる頃から自覚症状が強くなっていったようです。ハリが緩めば症状そのものは減っていきますが、やはりもととなっているシコリや骨格の動きが悪いと、以前と同じ状態に戻りやすいのです。「肩こりの症状が出にくい体質」に近づけていきましょう。
料金と施術時間
◎料金【全て税込】
●初見料/3,300円(学生/2,200円)
●施術料/6,600円(学生/5,500円)
※初回料金は9,900円、2回目以降は施術料のみの6,600円です。
※学生料金は満24歳までに限ります。
●6回回数券 /37,400円(約6%割引)
●10回回数券/59,400円(10%割引)
※ご本人及びご家族様含めご利用いただけます。
※使用途中での払戻しは致しかねます。
※有効期限は初回ご利用日から1年間です。
期限を過ぎたご利用はできません。
◎施術時間
●初回 約60分
●2回目以降 約40分〜45分
※施術時間はあくまで目安です。慰安目的とするマッサージ等の時間単位でのサービスではありません。
地図
●駅から線路沿いを田端方面へ約50m、2階に東京音楽学院 のあるビルの3階です。
電車でお越しの方
◎JR山手線・京浜東北線ご利用の方
・「西日暮里駅」徒歩1分(改札口は1つです)
◎地下鉄東京メトロ千代田線ご利用の方
・「西日暮里駅」徒歩1分(1番出口をご利用ください)
◎日暮里舎人ライナーご利用の方
・「西日暮里駅」徒歩3分(JR方面に向かいます)
バスでお越しの方(東京都営バス)
◎草63系ご利用の方
・「西日暮里駅前」徒歩1分
◎里48系ご利用の方
・「西日暮里駅前」徒歩3分
お車でお越しの方は近隣駐車場をご利用ください
※当院半径200メートル以内に駐車場がない為、ご利用の際はお時間に余裕をもってお越しください。
→駐車場案内(NAVITIME/s-Park/Times)
「キチンとしたカラダづくり」
を応援します
参考までに「専門的な肩のおはなし」
こちらでは肩の構造や肩こりのしくみを少し専門的な角度から解説します。肩には4〜6`の頭の重さそして両腕合わせて6〜8`の重さを支えています。ですから生活習慣の中で骨格バランスを欠くと肩には起床から就寝まで常に負担がかかるために骨格・筋肉・椎間板に様々な影響をあたえ首こりや肩こりを誘発します。こちらでは整形外科でよく診断をされる用語も含めています。肩こりの原因や解消法など、肩こりに関する問い合わせは随時受け付けています。
肩・首の構造T〔骨格〕
人間の上半身を支える24個の背骨の上部7個を首の骨(頚椎)といいます。横からみて軽く反った状態が最も組織に負担がかからない位置です。首の骨は肋骨(胸郭)による固定がなく可動性が大きく、様々な方向に頭を動かすことが出来ます。更に頭を支える役割も要求され物理的な負荷が常時加わるので比較的若い頃から骨のトゲ(骨棘)が出るなど、老化による様々な経時変化がでやすい骨です。カイロプラクティクや整体の手技で腰の関節に刺激を入れることにより骨格バランス維持と骨の老化を遅らせ腰痛の原因を改善することができます。また肩は鎖骨・肩甲骨・上腕骨の3つの骨で構成されて肩関節の動きをもたらしているが腕や頭の重さを支える主体的な役割は果たしていません。
肩・首の構造U〔筋肉・靱帯〕
本来首の筋肉は首の骨(頚椎)で支えきれない重さを補助する役割ですが、首の骨格が本来の位置にないと負担が増大し必要以上に疲れがたまり首こり・肩こりの原因になります。具体的には首周りの筋肉である斜角筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋・頭板状筋・肩甲挙筋の過緊張が血流低下を招き筋肉の硬結いわゆるシコリに変化し肩こりの原因となります。また腕の重さは骨格では支えておらず肩周りの筋肉が主体となるためこちらの負担も肩こりの原因になります。具体的にはローテータカフといわれる棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋が代表的な筋肉です。トリガーポイントセラピーやPNFで筋肉の硬結(シコリ)や緊張を解消し肩こりの原因を改善することができます。
肩・首の構造V〔椎間板〕
頚椎と頚椎の間にあるクッション組織のことです。椎間板は二重構造になっており中心はゼリー状のコラーゲン、その外側は繊維輪という繊維が豊富な組織で構成されています。私たちがスムーズに首を曲げたり反ったりひねったりできるのはこの椎間板のおかげです。この組織は無血管組織といわれ血液代謝が少ないために老化しやすいことで知られています。カイロプラクティックや整体手技でこの椎間板に刺激を与え頚椎椎間板ヘルニアを始めとする椎間板の老化によるさまざまな肩こりの原因を改善することができます。
肩・首の構造W〔神経〕
7個ある首の骨の間から首・肩部の神経支配だけでなく臨床上注目する支配領域は腕です。肩から手先に至るまでの神経の殆どがこの7対の神経、首からの神経につながっています。肩こり・首こりだけでなく腕の痺れやハリ、ツッパリ感などの違和感をもたらすことも多くカイロプラクティクや整体手技で首・肩関節に刺激を与えることにより間接的に腕と脳を結ぶ神経の中継点であるで首からの神経に強制的に信号をいれ肩こりの原因を改善することが出来ます。
頚椎椎間板ヘルニア
椎間板の2層構造の中心部分が外側の繊維輪を突き破り外に出てしまう状態のことをいいます。現在ではMRIで確認することが出来ます。この飛び出しにより腕の痛みやしびれの原因になるケースも多数みうけられます。
頚部脊椎症・頚椎症
首の組織の老化による骨の変形で骨棘(骨のトゲ)がでて神経経路を阻害します。変形するのは骨ですが原因は椎間板や靱帯、筋肉の老化が原因といわれています。年を重ねてからの首こり・肩こりの原因の一つです。
頚椎後縦靱帯骨化症(OPLL)
椎間板の後面にあり脊柱管の前壁をなす後縦靱帯が肥厚、骨化し脊髄を圧迫して痺れなどをおこす疾患です。MRIで診断がおこなわれ、場合によっては手術をする場合もあります。
四十肩・五十肩(凍結肩)
四十肩や五十肩の医学的な定義で統一されたものはありません。一般的には50代を中心にした中高年者にケガの要因がなく痛みを訴える症状をいいます。原因は不明ですが、加齢による軟部組織(腱板・上腕二頭筋など)の退行変性を基盤として、肩峰下包や肩関節に炎症を生じさせ、関節包が短縮し肩甲上腕関節の運動制限がかかり症状がでます。肩の動きが制限されることによる肩こりの原因の一つです。
外傷性頚部症候群(むちうち)
頚椎捻挫・むちうちともいわれ首部周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷による肩こりや吐き気耳鳴り頭痛めまい等の症状全体を指します。自動車事故やスポーツ事故などにより引き起こされます